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相互理解って難しい

久しぶりの記事もトリミングのはなし。

最近ますますシニア犬の新規さんの
トリミングの問い合わせが増えています。
清瀬店・三鷹店ともに。

シニアになると断るお店が多いんだなぁと思いつつ、
その問い合わせに対応していると
断るお店側の気持ちにも納得したくなること多々。

ある程度年齢を重ねた子のトリミングが慎重になる理由、
それでもZARTでは基本的に断らない理由、
だからこそ飼い主さんと私たちの相互理解が必要、
それらを話すのですが、価格が重視の飼い主さん、
ご自身の犬の現状を把握していない飼い主さんがとても多い。

「たかがシャンプーでそんなに細かいの?」

たかが・・・ガックリという気持ちになります。

若い子に気を遣っていないわけではありません。
でも、施術中に緊張で呼吸が荒くなるだけでも
心臓大丈夫かな?水温高くないかな?
シニアの子はちょっとしたことでも心配です。

理想的といわれる水温、室温で施術していても
体温調節がヘタになっているシニアの子は
体調をこわすおそれがあります。

元気な子なら鼻に入り込んだ水や
耳に入った水は自力で排出できますが、
気管に入ってしまわないか、耳に残っていないか
細心の注意が必要になります。

「飽きた~」とジタバタしてじっとしていない子は
しつけていく中でいい子で対応できますが、
体力のないシニアの子はテーブルの上で
よろけて落下するような動きになるので
保定にもより気を遣います。

小さい頃から接してきて性格や健康状態を
把握している子達がシニアになるのと違い、
初対面のシニアさんは現状がどうなのか
見た目では推測することができません。

飼い主さんから大切な犬達を預かる

= イコール

飼い主さんは私たちに大切な犬達を託す

そこには相互理解が不可欠なのです。
元気だから大丈夫、そんな保証はないのです。

暑くなってきたこの時期、
温度計に頼らない、繊細な温度管理を
うるさいくらいスタッフに指示します。

季節に関係なくお預かりした子達の
状況の把握、丁寧な対応を指示します。

これまで、よそでたくさんの悲惨なシーンを見ました。
犬のプロの人たちでさえ、
ちょっとしたことで事故になっているのです。
生きているからこそ、きちんと管理していても
落ち度がなくても避けられない事態は起こりうるのです。

だからこそ、事故を間近で見た経験のない
(そんなことは経験したくないですが・・・)
スタッフには何度も何度も話しています。

大切な子をお預かりする、
お預かり中はそれほど気を遣うのです。
お返しが終わるとホッとするのです。
その日の予約の子達が全頭帰ると
張っていた気が抜けるのです。

残念ながらそれでも「たかがトリミング」
と思われる方がいるのも事実です。

相互理解って難しい。
でも、妥協はできません。

・・・と、いうことで相互理解が得られないときは
大切なワンちゃんはお預かりできません。

色々を理解して託してくださるワンちゃんは
大切に、大切に接したいと思います。
(ワガママは程度によって叱ります)

160624-1.jpg

トロ~ンとした顔で気持ちよさを表現し、
サラフワになった姿を見ると、
そんな子達を愛おしそうに触れる飼い主さんを見ると
『よかった』
と思います。

そんな暖かい空気だけが流れる場所でありたい、
と思います。




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お風呂って気持ちいい

ブツブツ愚痴っていたWindows10のコト。
先日ニュースでMicrosoftの会見をやっていました。

どうやら私が間違ってアップグレードのボタンを
押したわけじゃなく、‟勝手に変わった”の表現は
アタリだったようです。

会社側の都合でのモロモロ、わからなくもないですが、
だましに近いやり方はダメですよね。。。

職種は違えど日々色々なことが起きますが、
胸を張れない仕事はしない!
ますます強く思った出来事でした。
何事も経験、そして勉強。
(・・・と、自分に言い聞かせる)  (^^;

ここで話を本題に。

このところ、新規でシニア犬のトリミング依頼や
問い合わせがとても多いです。
高齢になると手間やリスクが増えるという点で
年齢制限を設けるサロンさんが多いようです。

年を重ねるほどきれいに過ごさせてあげたいのに
なんで断るんだろうと思ったこともありました。
でも、そんなシニア犬に接する機会が増えると
「なるほど・・・」「わからなくもないな・・・」と
思えたりもするのです。

もちろん、右へ倣えで断ろうとは思いませんが、
犬達との関わり以上に飼い主さんとの相互理解がないと
難しいなぁと思います。

これまでのお店で得た間違った知識も
きちんとした説明をしつつ理解してもらったうえで
対応していきたいとより強く思うようになりました。

そのうえで、‟キレイはきもちいい”を知ることは
人にも犬にも大切なことだと思います。
キレイにカットすることももちろん大切、
でも、キレイに洗うことは更に大切だと思うのです。

160613-1.jpg
12歳ふたり、仲良く炭酸泉浴

キレイに洗うには全身をくまなく触ります。
その中で皮膚疾患や腫瘍の有無、体の変化、
色々な部分の健康チェックにつながります。

苦手な部分を避けるのではなく、
我慢する → 受け止める → 気にならなくなる
こんな過程を経てどんどん触らせてくれるようになります。

160613-2.jpg
3歳ふたりも仲良く炭酸泉浴

本当は飼い主さんが全身をチェックするのがベスト、
ちいさな変化も感じ取れることが理想だと思います。

私たちも定期的に接することで変化を感じ、
飼い主さんのフォローができるべきだと考えます。
実際、体調の変化をお伝えし、治療につながった子が
たくさんいます。

犬達も定期的にキレイにしてもらっていると
清潔であることがわかります。
ツァールトはお店番で汚れることもあり週1で洗いますが
間があくと「お風呂」とアピールします。

短い頻度でシャンプーに来る子の飼い主さんは
いつもより間があくと「気になって仕方がない」と
おっしゃるようになります。

昔は洗いすぎはよくないと言われました。
今はシャンプー剤も良質になっていますし、
皮膚疾患で受診すると週数回ペースで
シャンプーするように言われるようです。

高温多湿で皮膚のトラブルも増えるこれからの時期、
こまめなシャンプーでキレイを維持しましょう。
まんべんなく体を触り、小さな変化にも気づいて
元気な体も維持してあげましょう。

キレイを知った犬達は手入れにも協力的です。
キレイ好きが当たり前、大賛成です。








| Trim | 23:21 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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トリミングの魅力 その4

ゼーゲンがモデルになって始まった
シュナウザーのコート作り。

当時はドックショーへのエントリーと
コート作りの修行(あえて修行と言っています)
を毎日の仕事と同時進行でやっていたので
とてもハードな毎日でした。
でも、とても楽しい時間でもありました。
「わからない」が「わかる」に変わり、
「できない」が「できる」になっていくなかで
シャンプー・ブロウ・カット、どれが不本意でも
美しい仕上がりにならない難しさがわかりました。

そんな頃、アメリカの大会を見に行くことに。
久しぶりの海外、せっかくならドイツに行って
SVジーガー(シェパードの世界一を決める大会)を
見たいな・・・が本音でした。(^^;

でも、このお誘いを受けなければ
きっとトリミングの大会を見に海外には行かない
と思いましたし、日本と海外の技術を比較する
こんなチャンスはそうそうないと思いました。

アメリカ・ラスベガスで行われた大会では
色々なことを知ることができました。

160528-4.jpg

160528-3.jpg

外国の方の男前なカットにはびっくり、
一見、そんな速さで大丈夫?というような
ガッツガッツという感じのハサミの動きなのに、
あっという間に大きなプードルが
美しいシルエットに変わっていきます。

日本の方のカットはやはり繊細で緻密。
どちらがいいというのではなく、
同じスタイルを作り上げるにも
色々なやり方がある。

外国の方のスピードは犬の負担は少ないはず、
でも私は日本の方の繊細な面作りが好き。
ハサミの持ち方に苦労していたレベルの私でも
色々なことを吸収できました。

良いと思えるものは道具でも技術でも取り込み、
ZARTの良さだと思えた部分は継続する。

この頃からZARTのトリミング室の中では、
アメリカでの収穫、先生から教わった技、
色々なモノが取り入れられ変わっていきました。
スタッフとの温度差が気になりつつも、
『これが正解!』を貫いていこうと思えました。


もうちょっとつづく・・・



| Trim | 02:22 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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トリミングの魅力 その3

縁あってムーミンというシュナウザーを迎え、
シュナウザーの面白さを感じ、
ツァールトと暮らすようになった頃から
シュナウザーやテリア種のコート作りに興味がありました。

ショーに出ている犬達のバリバリとしたコート(被毛)は
どのようにつくるのだろう?
ナイフを使ってということは知っていても
身近に使いこなす人がいませんでした。
「いつかは」そんな漠然とした思いでした。

ある日、可愛い生徒さんがママになりました。
同じころ、コート作りを聞ける人に出会いました。
トントン拍子で話が進み、
仔犬の時期からのコート作りを学ぶチャンスに
恵まれました。

160528-5.jpg

ノーフォークテリアの3兄妹+お母さん犬が
モデルになって私の学びの場を作ってくれました。

160528-6.jpg

ホヤホヤだった毛が回を重ねるごとに固くなり、
作り上げる楽しみを知ってしまいました。
当時は1頭を仕上げるのに何時間かかったことか。
作る楽しさはもちろん、できないもどかしさも
とても楽しく感じました。

ツァールトの息子を相棒として迎え入れたら
コートも王道で作りたいと思っていたので
そのきっかけになった貴重な体験でした。

160528-1.jpg

こんな赤ちゃんがどう変わっていくのか・・・
見よう見まねでステージごとに抜き、
この先をどうしようかと思っていた頃、
『ぜひ教わりたい!』
そんな素敵なカットをする方に出会うことができ、
ゼーゲンはドックショーも楽しませてくれました。

160528-2.jpg

1歳のお誕生日を前に“王道”に変身。
ちょっとしたハサミ使い、櫛の入れ方で
みるみる美しくなる犬の魅力を体験しました。

この楽しさをスタッフと分かち合えたら・・・
ZARTのトリミングに求めるものが
どんどん具体化してきました。


もうちょっと続く・・・







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トリミングの魅力 その2

HUND TRAINING ZARTでトリミングをする。

そう決めてトリマーさんの募集をしました。
私の想うトリミングは、
キレイであることはもちろんのこと、
犬達と接する回を重ねるごとに
シャンプーは気持ちいいもの、
爪切りは好きじゃなくても当たり前のこと、
家庭で暮らす中で手入れのしやすいこと、
シニア犬でも負担が少ないレベルで
若い頃と同じようなおしゃれを楽しめること。

これらのことに共感し、
自分の犬に接するような気持ちで
お預かりした子の施術をする。
経験やライセンスよりこの気持ちを重視しました。

でも、トリミングに対しては素人寄り(専門知識がない)私と
学校で学び、他店で学んだトリマーさんの間には
色々な部分で違いがありました。

160525-4.jpg

これまでのスタッフの方達も頑張ってくれたと思います。
他店なら断るレベルの危ない犬にも向き合ってくれました。
毛玉だらけの犬でも根気強くほぐしてフワフワにしてくれました。
お客さまからも嬉しい言葉をたくさんいただきました。

でも、まだ違う。
だけど知識がない私には彼等が納得して動いてくれるだけの
押しがない。こんなモヤモヤが続きました。
ドッグショーに出ている犬のような美しい仕上がりがほしい。
(あの美しさをキープするには相当のケアが必要です)

ペットとして暮らしてもその犬種の特徴を活かしつつ、
飼い主さんが喜ぶ姿に仕上げたい。
プロの知識と飼い主の気持ちを融合できる技で
ZARTに来る子には接したい。
この気持ちがどんどん強くなりました。


つづく・・・


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