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あると便利、違った使い方

先日の熊本地震で被災された方には
心よりお見舞い申し上げます。

身近な方が被災したというお客さまや
知人から被災地の状況を聞きました。

震源に近いエリアに住んでいても
ほとんど被害がなかった方もいれば
大きな被害を受けた方もいるようです。

1日も早い復興を祈りつつ、
自分が住むエリアで起きた時に
どうしたらいいか?考えてみました。

パソコンをいじる私の足元で
無防備な姿で眠るふたりの姿を見ながら
一番に浮かぶのは彼らへの対応。
お客さまでもフード類を“備蓄”していると
いう方がたくさんいます。

犬達への準備については後程触れるとして・・・

以前、犬と暮らしていない方からこんな質問を受けました。
『猫の砂や犬のおしっこシートって人間に使えるの?』

その方はマンションで暮らしているので
いざという時、水が使えないだろうから
人間のトイレ用に代用できないかと考えたそうです。

猫ちゃんのトイレ砂も尿は吸収します。
でも、日頃猫と暮らしていなければ
その砂を入れるトレイ(トイレ)はない。
トイレ以外には使えない。

ではペットシーツは?
地面に敷けば用は足せるし、
終わったら小さくまとめることができる。
商品によっては防臭効果も期待できる。
猫砂より重くないし、長期で保管も可能。
名案だと思いました。

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そしてもう1つ、あると便利なものがコレ。

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書いてある通り、ホントに臭いません。
この袋が発売された時、
「ホントかなぁ」と思いました。
それくらい犬達の排泄物は時間が経つと
なかなかな臭いを発するのです。
外出先で処分できない時、
車内におけばとっても不快です。

ZARTでは実際に試して、
効果を感じて店頭に並べているので
もちろんやりました。ドキドキ実験。

ふたりの排泄物をこの袋に入れて
口を結び車内へ。
夏場の灼熱な車内に3日間置きました。
ドアを開けて乗り込むたびにドキドキでした。
・・・が、大丈夫なのです。

ペットシーツで用を足して、
小さくまとめてこのビニールに入れて結ぶ。
かさばらず、臭いもせず、衛生的。
リーズナブルなので調達も容易です。

実際にこれらが必要な事が起きないことが一番ですが、
もしもの時に相棒と共用できて役に立つアイテム、
“もしもの時の準備”
に導入してみてはいかがでしょうか?


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| 豆知識 | 06:32 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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「見つめ」「触れ合い」深まる絆

先日、スマホでニュースを読んでいたらこんな記事がありました。

◇異種間で愛情ホルモン 麻布大などのチーム初確認

犬と飼い主は、アイコンタクトや触れ合いで、
お互いの親近感を高めているとの分析を、
麻布大や自治医科大などのチームが
17日付の米科学誌サイエンスに発表した。
こうした行為で関連ホルモンが多く分泌されるようになった。
この現象がマウスやヒトの母子間で起こることは
実験で明らかになっているが、異種間での確認は初めてという。

このホルモンは、母乳の分泌などを促すオキシトシンで、
相手を信頼したくなる心理的な効果があると考えられており
「愛情ホルモン」とも呼ばれる。

チームは30組の犬と飼い主を30分間部屋で遊ばせ、
尿に含まれるオキシトシンの濃度変化を調べた。
その結果、長時間見つめ合ったペアはオキシトシン値がともに上がり、
特に飼い主は約3倍に急増することが分かった。

一方で、話したり触ったりを飼い主に禁じた実験では、
犬のオキシトシン値は上がらなかった。
このため、ヒトでは犬の「まなざし」、
犬では飼い主との「触れ合い」が親近感を高めるのに
重要な要素になっていることをうかがわせた。

同様の実験をヒトに慣れたシンリンオオカミと飼い主11組で行ったところ、
オオカミはじゃれついても視線を合わせず、
それぞれのオキシトシン値は変わらなかった。

麻布大の菊水健史(たけふみ)教授(動物行動学)は
「一方のオキシトシンが増えると、
相手の愛情表現を促す行動を取り合う好循環が生まれる。
犬にはヒトと同様の寛容な気質があり、
人間と『絆』を形成できる特異な動物ではないか」と話す。

【YAHOO!ニュースより】


カウンセリングやレッスン時、
「アイコンタクトを重視しましょう!」とアドバイスします。

問題行動(困りごと)が多いワンちゃんほど
飼い主さんに視線が向きません。
名前を呼ばれても反応が薄い。
(明らかに名前は認識しているけど・・・)
オヤツはしっかり見るのに。。。

コマンド(指示語)としてしつけを教えるのではなく、
スキンシップをとり、良い・悪いを明確に表現し、
犬の方から見つめたいという気持ちを育てる。

私のレッスンは警察犬の訓練所で学んだことに
自分の相棒やたくさんの生徒さんと接したなかで
感じ取ったことを織り交ぜています。

目の前で可愛い子達が見せてくれる(教えてくれる)
素直な動きは理に適っているのでしょうね。
ほとんどの子は犬種・年齢に関係なく同じ動きをし、
そこに『間違ってるよ!』と合図を入れてあげることで
きちんと改善します。

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ふたりの目線には意思を感じます。
愛おしくもありつつ、裏切れないなと思います。

可愛い子達とたっぷりのアイコンタクトとスキンシップで
『愛情ホルモン』満載で過ごしましょう。(^^)


| 豆知識 | 22:40 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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“ブルブル”の本当の意味

『ウチの子は怖がりですぐ震えるの』

小型犬の飼い主さんとの会話で多く出てくる言葉です。
また、大切に抱っこされている状態で他の犬が近づいてくると、
“ブルブル”、よく見る光景です。

犬は人間が怖い時に震えるのと同じ状況で震えているのか?
犬達の動きを見ているとそうでないことが多いです。

小さく丸まって眠っている時に小刻みに震えるのは
寒いからですよね。

でも、例えば寒い屋外で暖かな洋服を着ていても震える子は?
そのときの状況に過度に緊張している状態です。

それでは暖かい部屋なのに、飼い主さんに抱かれているのに
震えるのはなぜでしょう?
これも目の前の状況に緊張している場合がほとんどです。

飼い主さんに怒られた後のブルブルを見て
『怒りすぎちゃったかな?』と心配する飼い主さんがいますが、
これは・・・
思うようにならなかった状況に腹を立てている状態です。
分かりやすくいうと“ワナワナしてる”ということ。

たっぷり愛情をもらい可愛がられている犬達を見ていると、
自分が偉い(強い)と勘違いしている場合が多々あります。

主従関係をきちんと理解できた犬は、
自分より強い犬(人)に対して忠誠を通しますし、
無駄なアクションを起こすことはありません。

また、飼い主さん(又は他の犬)に叱られたとき、
震えるより「ごめんなさい」と言わんばかりの仕草で
その相手に近づきひれ伏します。

相棒ときちんとした関係を望むなら、
彼らの行動をきちんと見極めリーダーとしての振る舞いが
自然にできるようになりたいものですね。







| 豆知識 | 00:04 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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“耳”は口ほどにものをいう

“目は口ほどにものをいう”
といいますが、ワンちゃんの場合はどうでしょう?

よく『嬉しいときに耳を下げる』といいます。
もちろん、それは間違いではないと思います。

毎日の生活の中で自分の犬はどんな動きをするか、
ぜひチェックしてみてください。

犬の耳は言葉の代わりと意っても言い過ぎではないくらい
色々な動きをして感情の表現をします。

私の相棒ツァールトの動きでその例をご紹介すると・・・

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大きなゴールデンレトリバーのジル君と久々の対面、
場所はジル君のお家。
お邪魔するのは初めてではないけれど、会うのは久しぶり。

穏やかな動きのジル君と「スワレ・フセ」の指示を出されてポーズ。
ふたりの耳、それぞれの犬種にとって普通の位置にあります。

これは心が落ち着いている証拠です。
隣の子の様子を気にするでもなく平静でいることができました。

お次は・・・

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小さなゴールデンレトリバーのジョン君との初対面。
場所はジョン君のお家、ツァールトは何度もお邪魔しているし、
お姉ちゃんのハウちゃんとは仲良く遊べます。

この時のツァールトの耳は後ろに反るようにしています。
小さいけれど元気に振舞うジョン君に押され気味。
「困ったな。。。」とでも言っているような表情です。

このように、犬の大きさの違いに関係なく心の揺れ具合で
耳の位置や方向が大きく変わります。

「うちの子は今、どう感じているのかな?」
そんなことを考えながら様子を見るのも楽しいものです。



| 豆知識 | 01:10 | comments(-) | trackbacks:0 | TOP↑

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